拝啓、Hump Backの皆様

最近の私の日常は、いたるところにHump Backの音楽があふれています。

皆様のことが大好きだからか、世界のすべてが皆様の歌に似ているようにさえ感じられます。

おはようございます、こんにちは、こんばんは。
私は韓国で皆様を応援している一人のファンです。

実は最近、韓国での来韓公演があるという噂を耳にしました。結局はただの噂に過ぎなかったのですが、それがデマだと分かった時、正直に言うと「ああ、よかった」と、どこかホッとしてしまいました。今の私の体では、もし本当にライブがあっても会場まで駆けつけることができないからです。

ライブに行けないことを悔やむ代わりに、「行けないのなら、せめて今のこの熱い気持ちだけでも必ず伝えよう」と、むしろ清々しい気持ちで筆を執る勇気が出ました。

私は今、膵臓癌を患っており、残された時間はそう長くありません。

そんな苦しい時間の中で、希望や青春を歌う皆様を知り、私にとって皆様の音楽は何よりも強力なエナジードリンクとなりました。

最初は「私の状況で青春なんて……」と冷めた気持ちもありましたが、聴いているうちに、自分でも気づかないうちに病室のベッドの上で楽しく頭を振っていました。

「退屈な毎日が やけに美しく見えました」

この言葉だけは、どうしてもお伝えしたかったです。

おかげで、退屈だった闘病生活がとても楽しいものになりました。

映画監督の深作欣二氏が自らの最期にザ・ブルーハーツを求めたように、私は自分の最期の道に、必ず 『僕らの時代』 を流したいと思っています。

今夜、この病院の窓の外には星がとても綺麗に見えます。

今私が見ているこの星が、どうか「星丘公園」に浮かんでいる星と似ていてほしいと願っています。

心から、心から、ありがとうございました。


좋아하는 밴드인데 팬레터 한번 써봄 보낼 자신이 없어서 여기 남김